【 印鑑 】琥珀　銀行印・実印　印面13.5mm はんこ 実印 銀行印 認印 個人印鑑 可愛い 大人 アダルト ギフト 贈り物 新生活応援 10年保証 【店頭受取対応商品】【HLS_DU】 日本土産 日本みやげ みやげ 土産 外国人名OK 電子印鑑 デジタル印鑑 デジ印

製品概要 ウイスキーが水に溶け合うような色合いのアンバーカラー、琥珀（こはく）。
洋の東西を問わず珍重されてきた、悠久の素材を印鑑に仕上げました。
琥珀は、絶滅したナンヨウスギ等の針葉樹の樹脂が化石化したものです。
木を傷つけると、表面を保護しようと樹脂を分泌します。
この樹脂がゆっくりと表皮を伝って地上に地中に落ち、少しづつ固まってゆきます。
固まった樹脂は土中に堆積し、風雨により河川に流され、川から海に渡り、その間にゆっくりと自然の力で磨かれてゆきます。
ここまで書いているだけでも相当な時間がかかっていそうですが、長い物ですと数万年かけて人の手に渡るものもあります。
琥珀は世界中で産出・採取されますが、質と量ではバルト海沿岸地域とドミニカ興和国、シェアはポーランドのグダニスク市が圧倒的に高いです。
日本でも岩手県久慈市や福島県いわき市、千葉県銚子市で産出されており、岩手県生まれで宮沢賢治は「あけがたの　琥珀のそらは凍りしを　大とかげらの雲はうかびて」という短歌を詠んでいます。
宮沢賢治の実家は質屋を営んでおり、幼少の折から賢治は質入れされた琥珀に触れていたことから、身近なものとして捉えていたようです。
琥珀は粉末や欠片を熱して溶かせば再成型でき、穴空け加工も容易ですので、勾玉やペンダントヘッド、イヤリング等、様々なものに加工されてきました。
海水に浮くくらい軽いのに、とても深みのある色合いに惹かれ、東洋においても西洋においても非常に古くから宝飾品として珍重されてきました。
旧石器時代の遺跡からは加工された琥珀の玉が出土していますし、ロシア・サンクトペテルブルクのエカテリーナ宮殿には、一面を琥珀で装飾した『琥珀の間』という部屋があります。
中国では死んだ虎の魂が琥珀になると考えられていて、虎の字に道教における肉体を支える気を表す「魄（はく）」を合わせて「虎魄」と表記されていました。
これが日本に伝わり「琥珀」の由来になったとされています。
バルト海沿岸では「人魚の涙」や「海の夕陽の精が固まったもの」と伝えられ、珍重されてきました。
近代でも映画の「ジュラシック・パーク」で、琥珀に閉じ込められた蚊から採取された恐竜の血からDNAを採取し、恐竜のクローンを作ったという設定があります。
このように、歴史に育まれた琥珀には、産地ごとにロマンチックだったり、スピリチュアルな伝説が伝わっています。
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